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■なぜ?1分足らずで視力が「急降下」 輪っかの切れ目の向きを答えるおなじみのものですよね。 でも、本当にこの視力検査の結果どおりの見え方で、ふだん、ものが見えていると思いますか? というのも、普通の視力検査で1.0見えていた人の目を最新の装置で調べてみると… なんと、実際は、 0.4程度の視力でしか見えてないことがわかっちゃったんです! この最新の装置で測定できる視力は…実用視力といいます。 1分のあいだに、視力がどれだけ変化するか連続的に調べたもので、実生活での見え方に近い視力を 測定するものなんです。 健康な人であれば、普通の視力検査で測ったのとほぼ同じ視力を1分間、ずっと維持できます。 ところが、目の“とある部分”に異常があると、普通の視力検査では、1.0見えたはずなのに… 40秒後には、なんと0.2以下にまで視力が低下! Aさんの場合は、1分間の実用視力の平均である0.4程度しか、実生活で見えていないと診断 されてしまったんです。では、いったい、なぜこんなにも実用視力が低下してしまうのでしょう? ※実用視力の測定は、2012年10月現在、ごく限られた機関でしか行うことができません。 実用視力の低下のサインは… 夕方になると目がかすむなど視力が低下する感じがする、 見え方が不安定で、なんとなく見えづらく感じる … などです。 ■「実用視力」を低下させる“涙のデコボコ“ 実用視力を低下させる原因は… 涙にあります。 本来、涙は、まばたきすると、均一になめらかに目の表面に広がっていきます。このことで、目の 表面の細かな凹凸を消しものを見やすい状態にしてくれているんです。 ところが、実用視力が低下してしまう人は、まばたきしても、目のところどころに涙を保持できない 場所ができ、表面がデコボコの状態になってしまいます。このことで、目に入る光が散乱し、クッキリ 見えなくなってしまっていたんです。実は、このような目の状態には病名がついています。 それは… 「ドライアイ」 推定患者数は2200万人。ドライアイというと… 目の乾きや疲れ、かゆみなど、目の不快感だけが症状だと思われがちですが、 最近、実用視力まで低下させてしまうことが、わかってきたんです。 それでは、どうして涙がデコボコになってしまうんでしょう? ■ネバネバ出してドライアイを解消! 実は、わたしたちの目の表面には、“ある大切なもの”があり、そのおかげで、涙をなめらかに くっつけられるようになっています。 その“大切なもの”とは…オクラやだ液、納豆などにも含まれているネバネバした成分、「ムチン」。 この「ムチン」を、わたしたちの目はみずから作り出すことができるんです。ところが、何らかの 要因で「ムチン」の 量が減ってしまうと… 目の表面の涙がデコボコになってしまう、というわけなんです。 では、目の表面の「ムチン」の量を増やし、デコボコを治すには、どうしたらいいのでしょうか? 実は、最近、「ムチン」の分泌を促すことでドライアイを治す新しい目薬ができました。 この目薬を医師から処方されたAさんは、平均0.4まで低下していた実用視力を1.0のまま、 維持できるようになったんです。 ※「ムチン」の分泌を促す新しい目薬は、眼科医がドライアイと診断した時に処方される処方薬 であり、市販はされていません。 |